ライブの時に準備しておきたいこと(テンポ編)
みなさんこんにちは、ドラム講師の茂木です。
さてさて、本日はご質問の多かった、
- ライブの時はどんなことを準備したらいいですか?
これについてお話ししたいと思います!
ライブの準備は諸々、たくさんしなければいけないことがありますが本日はドラマーらしく、
テンポキープのためにしなければいけない準備
これにフォーカスしてお話しします。
ドラマーはライブに限らず、主な仕事がテンポキープです。
曲を始める時にカウントと呼ばれるスティックをコツコツ叩く姿を見たことがある方、
または経験したことがある人も多いかと思います。
このカウントが本来の曲のテンポとずれていたり、カウントを出す前に緊張や興奮から忘れてしまったり、、、
よくあることです。
しかしこれはよくあることです、では済ませられませんよね笑。
ではいくつか僕自身も実践している準備をお伝えしていきます!
メトロノームを準備する(必須)
メトロノームは今時スマホ等のアプリで携帯している人がほとんどですね。
ライブの時は先述した通り、明らかに日常とは違いますので興奮、緊張状態にあります。
そうなると心拍数も基本的には上がり、本来の曲のテンポをうまく表現できないことが多いです。
今まで幾多の本番を経験してきましたが、経験だけでどうにかなることではないかなぁという印象です。
そこで、ドラマはーライブの時に小さい椅子等があればお借りして、自分の手の届くところにスマホのメトロノームを
置いておきましょう!
そして演奏する曲のテンポを順番に並べて、テンポを登録しておくと安心です。
曲と曲が連続していたり、メドレーになっていたりするとテンポを手打ちする余裕がないので、
やはり登録しておくことをオススメします。
ちなみに僕は Tempo というアプリを使っています!
メモや楽譜に書き込みましょう。
次にしたい準備は、楽譜を見て演奏するライブだったら楽譜に
走らない もたらない 落ち着いた気分で 元気よく
などなどその曲ごとの注意点を書き込んでおきます。
楽譜がなくてもメモ用紙や、それこそ少し時間がある時にスマホのメモに登録して置いたものを見たり。
意味あるの?と思うかもしれませんが、とってもあるのです。
メトロノームで機械的に数字としてテンポを把握できても、途中からずれて来ることはよくありますし、
その曲で気をつけたいことを活字で意識できるのはとても有効です。
特によく言われるのがアップテンポの曲の後にバラードを演奏する時に
メトロノームにおけるテンポだけでなく、楽譜やメモ用紙で
深呼吸!! ゆったりと
などの書き込みがあるのとないのとで、差は歴然であると想像できるのではないでしょうか。
これも僕は実施しています。
まとめ
ライブってテンポ以外にもたくさん気を向けなければいけないことがあり、リハーサルでは当たり前のようにできていたことが、びっくりするぐらいできなかったりするんです。
もっというと何を気をつけなければいけないかを忘れてしまったり。。
急に話を振られたり、予期せぬハプニングが起きたり、、
やろうと思っていたことや準備してきたこと、気をつけなきゃと思っていたことが吹っ飛ぶことがよくあります。
それを少しでも減らしていく、ということが十分な準備をする、ということなんだと思います。
今はピンチの時期ですが、たくさんの準備やスキルアップのできる時期でもあります。
頑張りましょう!!!
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