生徒さんから頂いた質問にお答えします その3

皆さんこんばんは、ふじみ野にあるギタースクールRIG講師の礒です。

今回も生徒さんに頂いた質問に答えていこうと思います。

今回頂いた質問はこちら!

「吸音材って防音ですか?」

えー、これは残念ながら吸音材は防音効果は殆どないです、というのが答えになります。

最近東武東上線ふじみ野駅の近くに移転した当教室ですが、教室が広く音の反響が多いので僕が教室内に吸音材を設置したことがきっかけでこの話になりました。

ちなみに設置してある吸音材はこんなのです。パーテーションも兼ねていてなかなか便利です^^

これを設置したことで音の反響が抑えられ、音が聞き取り易くなりました♪

吸音と防音がごっちゃになってしまってる方が意外と多いので今回は少しその辺りも書いてみようと思います。

防音って楽器をやる人なら興味あると思うんですが、防音効果というのは質量に比例していてなるべく重たいものを隙間なく設置すると防音効果が高まるんですね!

なので鉛の壁なんかあれば防音効果は凄い訳です。よくYouTubeなんかで防音しましたって言ってスポンジのような吸音材を壁にペタペタと貼ってる動画とかあるんですが、あれではそんなに強力な防音効果は得られないんです。。。

では吸音材は何の為に使うの?という話なんですが、その名の通り、吸音に使います。

吸音材は音を吸って反響を抑える為に使うんですね!

「じゃあ防音したい人は吸音材買っても意味ないの?」

という話になるんですが、それもまた違います。音は壁や天井、床にぶつかると跳ね返ってまた反対側へ跳ね返って。。。と反響を繰り返すんですね。これを太鼓現象なんて言ったりするんですが、例えばアコースティックギターなんかはこの太鼓現象を利用して大きな音を出すように作られてるんですね! ボディの中で音が反響して大きな音になって外に出てくるのです♪

なので質量の大きい壁だけでは建物の中で音が反響してしまう事があるんですね! そこで吸音材を室内に設置するのです♪

そうする事で音の反響を抑え、太鼓現象を弱めます。

で、ここからなんですが、よくアコースティックギターをやりたいけど音が大きくて近所迷惑だからあまり練習出来ないという方がいるんですが、是非吸音材としてギターの中にタオルでも詰めてみて下さい。太鼓現象が抑えられて音が小さくなるのでオススメです! タオルを何枚か詰め込んで、ギターのホールを塞ぐ蓋が売ってますのでそれで蓋をしてしまえばそこそこ音を抑える事が出来ると思いますよ♪

それでも音が大きくて無理!という方はもうエレキギターにしてしまうのもオススメです! エレキギターはアンプに繋がなければ小さな声で会話してる程度の音量しか出ません♪

エレキギターというとギュイーン♪みたいな激しい音を想像する方も多いと思うんですが、エレキギターって実は綺麗な音も出るんですよ♪ アコースティックギターと全く同じ音は出ませんが、演奏次第でとても澄んだ綺麗な音を出す事が出来ます!

 

僕はエレキギターもアコースティックギターもやりますが、どちらも凄く楽しいですよ♪ ご自分の住環境に合わせて楽器を選んでみるのも良いんじゃないでしょうか?^_^

是非、新しい楽器を手にして楽しい音楽ライフを送って頂けたらと思います♪

 

富士見市ふじみ野にあるギター教室RIG

講師 礒玲仁

 

 

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