3/4と6/8

こんにちは!

ギター講師の今野です^_^

 

さて、前回はカウントのお話をしましたが

その中で少し触れた、拍子の話。

特に3/4と6/8の違いについて!

 

このふたつ、分数だったら約分出来ちゃいますが、笑

そもそもこの表紙記号の意味はご存知ですか?

 

分母にあたる数字は、音符の種類を表します。

四分音符、八分音符、16分音符。

稀に二分音符の時もあるかな?

 

対して分子にあたる数字は

その音符が一小節内に何個入るか、という

小節の長さを決める部分になります。

 

なので、4/4拍子だったら

一小節の中に四分音符が四つ、ですので

1・と・2・と・3・と・4・と

という数え方になる訳ですね。

 

さて、表題の二つ。

この違いに触れていきましょう。

 

3/4は簡単です。

四分音符が三つ分、ですのて

1・と・2・と・3・と

 

と言った数え方になります。

所謂三拍子。ワルツというのがこれですね。

 

対して6/8。

これも、考えてみると

八分音符が、6個です。

つまりは四分音符が三つ分…ではあるのですが。笑

わざわざ6/8と書く理由がある訳ですね。

 

その理由は拍の区切りです。

6/8の場合、一拍の区切りが八分音符三つ分になります。

 

つまり数え方は

①・2・3・②・2・3

と言った形。

大きく捉えると、2拍子の仲間になるんですね。

 

その区切りを書きようがないので、3/4とせずに

わざわざ6/8と書く訳です。

 

同じ様なリズムの取り方をするものに

12/8拍子というものがあります。

①・2・3・②・2・3・③・2・3・④・2・3

 

といった感じ。

6/8が大きく捉えて2拍子だったものを

4拍子にしてあげた感じですね。

 

こちらは例えば

SWEET MEMORIES / 松田聖子

罪と罰 / 椎名 林檎

なんかが該当します。

 

何気なく聞いていた方も多いかと思いますが

この辺りを改めて気にしながら聴き直してみると、新たな発見があるかもしれません^_^

 

拍子を正しく把握しない事には、正しくカウントも取れません。

これまで気にして来なかった方は、これを機に意識してみてください^_^

 

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