大人がギター(ベース、ドラムなど楽器全て)を始める場合は初心者のうちからレッスンに通った方が良い理由
どの楽器に関しても言えることですが、学生さんと違い、大人が楽器を始める場合はスムーズに上達するのが難しいことが多いです。
個人差もあるので一概には言えませんが、多くの場合大人になって職業を持った後に楽器を始めた方が挫折してしまう確率が多いようです。
理由はいろいろ考えられますかやはり周りの環境による影響が大きいとでしょう。
高校生や大学生の学生さんの場合だと、軽音部があったり軽音サークルがあったり、仮にそういった場所に所属をしていなくても、多くの楽器仲間が周りで簡単に見つけることができるので、
それらの仲間と教えあったり競い合ったり、自分と同じくらいのレベルの人と一緒に練習をすることで学べることも多くあります。
これが社会人の場合だと、職場やごく親しい友人、もしくは家族の中に楽器仲間がいないと基本的には一人で延々と練習を続けることになります。
最近は YouTube などの動画で楽器について多くの解説がされているため、初心者の段階から大きな助けにはなるのですが、その動画の中のアドバイスが自分に適しているかを判断するのは初心者の場合とても難しいです。
レッスン/教室に通って初心者が教えてもらうことは下記のようなことが多い
- 「1」、どのような楽器を始めに買うのが良いか。必要なグッズは何か?
- 「2」、どのような練習から始めると良いか?
- 「3」、どのような目標を設定すると良いのか?
まず、「1」について、どのような楽器を始めに買うのが良いか。必要なグッズは何か?
はじめに楽器のセットアップの部分でつまずいてしまう人がとても多いです。チューニングの方法、弦の張り方、ピックやエフェクター、アンプなどはどれが良いか?場合によっては、エレキ、アコギどちらから始めると良いか?など、
ここで躓くとまともな練習が始められず一気に挫折してしまいます。
やはり詳しい人に自分の音楽の好みや好きなバンドを把握した上でアドバイスしてもらうのが望ましいです。
そして「2」について、どのような練習から始めると良いか?
教則本や、解説動画を頼りに練習を始めた場合、自分のレベルにあっていないものを選んでしまい、一向に上達せず挫折してしまう方も多いです。
大人が楽器を始める場合、ほとんどのケースで趣味として楽しみたいというシチュエーションかと思います。
詳しい人にアドバイスを受けて、各人の音楽の経験値に合わせて最小限の練習内容、練習曲を設定することで挫折をしてしまうのを防げます。
最後に「3」について、どのような目標を設定すると良いのか?
社会人の方のギター(楽器)初心者ので周りに音楽仲間がいなかった場合、目標を立てるのがとてもむずかしいです。
これが学生さんであれば軽音部などのコンサートだったり、周りの仲間との「ノリ」でスタジオで練習してみようみたいな機会であったり、もしくはもっと小さな単位で言えば友達の家に集まって一緒に練習するなどのシチュエーションが期待でき、
それらはすべて人前で演奏する、というシチュエーションを得ることになり、具体的な初心者にちょうど良い練習曲を弾きこなせるまでの目標になります。
大人の場合だとこういった機会を 作るのが難しくなります。
教室などに通った場合、音楽イベントやセッション、発表会や完全に音楽仲間が集まる場所に顔を出すきっかけをもらうことで、「◯◯までにこの曲を弾けるようにならなくちゃ!」などの目標を作りやすいはずです。
以上今回は大人の楽器の初心者(ギター、ベース、ドラムなど全ての楽器含む)は、特にはじめのうちはレッスンを受けるのが望ましい理由について書いてみました!!
せっかく始めた楽器、楽しめるように頑張りましょう♪