楽器初心者の挫折を食い止めるために、レッスンをしている楽器講師が心がける事

※この記事は「楽器講師、先生のための情報」目線で内容を取り扱っています。レッスンを行うに当たっての参考にして下さい。今回は比較的大人の生徒さん向けの話しになるかもしれません。

長く音楽講師の活動をしている先生であれば、

「楽器が楽しくなる前に、挫折してやめてしまった生徒さん」と、

これまで多く出会っているのでは無いでしょうか?

多くの音楽教室にとって「初心者の生徒さん」の割合は大きく、

その方が「初心者の段階」を卒業する前に、挫折してしまうケース、は少なくありません。

 

単純な計算ですが、10人の初心者さんがレッスンをスタートし、そのうちの4人が挫折した場合、40%の方が「初心者の段階で楽器を挫折してしまった経験をしてしまった」という計算になります。

40%、、けして大げさな数字ではないかと思います。

講師にとっても、生徒さんにとっても残念ですよね。

プロの講師は初心者の頃の挫折を知らないことが多い

講師活動をすでにされている方は、「自分が苦労した練習/内容ほど生徒への指導がしやすい」と感じたことは無いでしょうか?逆に言えば、

「自分が苦労せずに自然に出来るようになった技術/内容ほど、生徒さんにレッスン/解説するのが難しく、どう教えれば良いのかわからない」

となります。

教える側の人間にとって、「自分が躓いたこと経験の無い内容について」のアドバイスをすることや、躓いた気持ちを理解することは非常に難しいです。

そして、プロの音楽家、音楽講師の場合、自身の楽器において「初心者の段階で挫折しそうになった」、という経験をお持ちの方は非常に少ないです。

そのため、「楽器初心者が挫折してしまう気持ち」を本当の意味で理解してあげることは非常に難しいのだと思います。

ですからついつい、下記のような考え方になりがちです。

「自分が初心者の頃はこれくらいすぐ出来たのに、この人はやる気がないんだな、、」
「この奏法はきちんと練習すれば一ヶ月くらいで出来るはず、、。この生徒さんはあまり楽器演奏に向いていないのかな?」
「もう◯◯ヶ月教えているのにこの生徒さんは上達しない、、これ以上教えようがないな、、教えていても面白く無いなぁ、、」

こうなってしまうと悪循環で、先生自身もレッスン中に楽しい雰囲気を出せなくなってしまうため、生徒さんの心も離れていってしまうケースが多くあります。

「講師は初心者が挫折しそうになる気持ちを理解していない、、」

その自覚を持った上で、「挫折しないように励ますためのアイディアを持つ」事を心がけることが大切なのだと思います。

初心者の生徒さんを励ますためのアイディア

初心者の生徒さんが挫折してしまわないためにどういった方法があるのか?箇条書きでご紹介します。参考にしてみて、自身で実践できそうなものがあればご利用下さい。

※あくまで生徒さんそれぞれの考えや個性に合わせる必要がありますし、先生のキャラクターとの相性もありますのでご了承下さい。講師にとってやりやすい方法を選ぶのが一番良いかと思います!

❐自分が楽器を始めた頃、どんなことにワクワクしていたか、楽しんでいたかを生徒さんに話す(聞き手が想像しやすいように意識しつつ、楽しげに話すことが重要です)

❐自身が初心者だったころ、どんな練習をして、どんな成果が出たか具体的に教えてあげる。またそれによってどんな楽しみが増えたかを話す。

❐自分が人前で始めて(もしくは印象的だった)演奏した経験を話してあげる。緊張したこと、準備をしたこと、ステージで感じたこと、終わった後に感じたこと。

❐音楽を初めたことで広がった交友関係について、自身の経験を話す。

❐他の生徒さん、初心者さんが、どれくらいの練習量でどれくらい上達しているかを具体的に教えてあげる。あくまで目標を具体的に持ってもらってやる気になるよう話すことを意識する。(~~を~時間練習するとまる~~%くらいの人は出来るようになるよ!など)

❐発表会、それば難しければ交流会、親睦会などで、人前でほんの少しでも演奏する機会を作ってあげる、それが実現したら、細かなことでも褒めるようにする。嫌がってしまう生徒さんには、「初心者が演奏をする機会を経て、上達したエピソード、仲間が増えたエピソードなどを(なるべく具体的に)話してあげる。

❐生徒さん達と一緒に音楽を見に行く機会を作る。そして実際にそのコンサートの前に、そのコンサートのどんな点が見どころなのか、先生が思うそのコンサートの素晴らしい点やエピソードを楽しそうに話してあげる。

❐次のレッスンの数日前に、メールで「練習の調子はどうですか?楽しんでくださいね!」などとメールを送る。

❐今やっている課題から一旦目をそらして、歌を歌ってみたり、歌で音程をとる練習、手で様々なリズムを叩いてみる練習、(可能であれば)他の楽器に触ってみてもらう。新鮮な気持ちを感じてもらった後で、それらのことと実際にレッスンをしている楽器との関係性等について話してあげる。

レッスンで取り扱っている楽器、例えばピアノならピアニスト、ギターならギタリストなど、の著名なミュージシャンの面白いエピソードを話してあげる。どのように練習をしていたか、楽しんでいたかなどといった側面と絡められるのが理想的。

可能であれば、他の生徒さんとの交流の場を作り、ライバル関係や競争相手を作ってあげる。

レッスン中になるべく一緒に合奏をする機会を作ってあげて、その時間を講師自身が楽しんでいる様子を生徒さんに見せる。

、、、いかがでしたでしょうか?心がけ一つで始められることも多くあるかと思います。参考になれば幸いです。

もちろん、講師や生徒さんによって相性があるかと思います。励まそうと思って考えを無理強いしてしまうと、逆効果な事もあるかと思います。お気をつけ下さい。

生徒さんの気持ちを出来る限り理解すること、そして先生自身がどのように音楽を楽しんでいるか、を生徒さんにお見せすることがとても大事ですね!

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※当記事は、ギター講師、ベース講師、ドラム講師など各楽器の講師に記事作成を依頼、スタッフが編集しています。

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